ビジネスとファッションに使える色の知識

似合う色の選び方【赤】

2024/03/27
 
この記事を書いている人 - WRITER -
Beni
カラー業界歴19年のコンサルタントのサイトです。 パーソナルカラーからカラーマーケティング、カラーデザイン、VMDまで 色の魅力と効果的な活かし方を分かりやすく解説。色づかいはセンスではなく知識。知るだけで見える世界が違ってきます。 色を使いこなしましょう。

似合う色の選び方【赤】

ベーシックカラーがお好きな人にとっては、「赤い服を着る」ことはやや勇気が必要かも知れません。でも赤というのは、着るだけで華やかになれる色。ちょっと華やかな場所での集まりがある時など、着る色の候補にまずは挙げておきたい色です。ただ、赤はとても目立つ色なので、似合わない赤を選ぶと色だけが悪目立ちして、派手な印象だけをあたえてしまうこともあります。ではどんな赤なら華やかに着こなすことができるのか?似合う赤の選び方を解説していきたいと思います。

ブルーベースとイエローベース

赤といっても色んな色味があり、大きく2つにわけることができます。それがブルーベースの赤と、イエローベースの赤。

いちごの赤(左)は、クールな印象の赤でやや暗さも感じる色。このような色がブルーベースの赤です。

一方、トマトの赤(右)は、太陽のヒカリがあったような明るい赤です。このようなオレンジがかった赤のことを、イエローベースのかあといいます。似合う赤を見つけるには、まずどちらが得意なのかを見極めることが大切です。

 

スプリングに似合う赤

 

<似合う赤>

朱赤

<選ぶポイント>

イエローベースの明るい赤がお似合いになります。左の様な鮮やかな朱赤がお似合いになります。

ただスプリングさんの中には、彩度の高い色よりも彩度が低い、柔らかい印象の色がお得意な方も多く、その場合は色が目立ちすぎる感じがする場合もあります。そんな方には、朱赤を薄くしたピンクに近い赤(右)がおすすめです。

 

オータムに似合う赤

<似合う赤>

レンガ色

<選ぶポイント>

イエローベースで、落ち着いた明るさの色がお似合いになります。はっきりした色から少しクスミがあって、ブラウンに近い様な赤まで幅広くお似合いになります。

 

サマーに似合う赤

<似合う赤>

ディープローズ

<選ぶポイント>

ブルーベースで明るい赤がお似合いになります。ピンク?と言いたくなるようなローズ系の色がお得意です。サマーの方は淡い色が得意な方が多いですが、赤は例外です。比較的はっきりした色ですが、女性らしい華やかさがでてお似合いになります。ただ、色の強さが気になる場合は、グレーやネイビーなどの落ち着いた色と組み合わせると柔らかい印象になり、取り入れやすくなると思います。

 

ウィンターに似合う赤

<似合う赤>

ブルーレッド、真紅、ワインレッド

<選ぶポイント>

ブルーベースで鮮やかな赤や、少し暗めの赤がお似合いになります。絵具のチューブの色、そのままの様な赤色や、そこに黒を加えておちつかせた色で、印象が華やぎ個性が引き立ちます。ウィンターの方には赤色が得意な人が多いというのもその特徴です。

 

赤は洋服の色としてだけでなく、口紅の色としても取り入れたい色です。似合う色だと、とても華やかな印象をつくりだせます。ぜひ似合う赤をお選びくださいね。

 


 

この記事を書いている人 - WRITER -
Beni
カラー業界歴19年のコンサルタントのサイトです。 パーソナルカラーからカラーマーケティング、カラーデザイン、VMDまで 色の魅力と効果的な活かし方を分かりやすく解説。色づかいはセンスではなく知識。知るだけで見える世界が違ってきます。 色を使いこなしましょう。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Copyright© 色の便利帳 , 2020 All Rights Reserved.