「なぜかこの色が気になる」そんなことありませんか?
そこには、あなたの性格や心理状態が隠れているかもしれません。
このブログでは、選ぶ色と心理状態の関係を具体的に解説しています
選んだで分かる心理状態・性格と演出できるイメージ
洋服の色や食器の色、手帳や小物の色など、
色はなんとなく選んでいるように見えて、実はその人の心理状態や性格が表れています。
では、どんな色が、どんな心理状態や性格を表しているのか
ここからは具体的に解説していきます。
また、その色を使うとどんなイメージが演出できるのかも合わせて紹介します。
まず最初に【質問】
この10色のうちで、気になる色はどれですか?
インスピレーションで選んでくださいね。
色が選べたら、その色の解説までお進みください。
赤色の心理とイメージ
赤が気になる時の心理と演出できるイメージ
赤の特徴
赤色は、誘目色と言われる色で、視覚的に強いインパクトがあります。
また、人の気分を高揚させ、活動的にする色でもあります。
とにかく「ポジティブで目立つ」のがこの色の特徴。
人の注目を集めたい、華やかな印象にしたい、熱いメッセージを伝えたい、そんな時に使える色です。
赤を取り入れるなら
強い色なので、洋服でもインテリアの色でも、最初はアクセントカラーとしても少量取り入れるのがおすすめです。コーディネートがどこかぼんやりする時は、靴、バッグ、アクセサリーなどの小物でワンポイント取り入れると、コーデが引き締まる色です
ピンクの心理とイメージ
ピンクが気になる時の心理と演出できるイメージ
ピンクの特徴
ピンク色は、多幸感を与え、女性ホルモンを活性化する色と言われています。
そのイメージもあり、女性をターゲットにした化粧品や食品などにもよく使われる色です。
取り入れるなら
洋服やメイクの色として取り入れやすい色です。
色合わせとしては。柔らかいトーンの色で全体をコーディネートすると、ピンクの持つかわいらしさがひきたちます。
また反対に、黒と組み合わせると、大人可愛い印象をつくることができ、メリハリの利いたコーデになります。
紫色の心理とイメージ
紫が気になる時の心理と演出できるイメージ
紫の特徴
紫は、その昔は一部の上流階級しかつかえない高貴な色でした。そのイメージがあるため、エレガントで上品な印象が強い色です。そのためか、紫も女性をターゲットにした化粧品や食品などにもよく使われる色です。
取り入れるなら
インパクトのある色なので、取りれやすいのはファッション小物やマグカップ、クッションなどのインテリア小物として。色を組み合わせるのが難しい時は、暗めの色を選ぶと色合わせしやすくなります。
青色の心理とイメージ
青が気になる時の心理と演出できるイメージ
青の特徴
世界中で最も好きな人が多い色が青色。海や空、人間が生きていくのに必要な水を想像させることから、人間にとってなくてはならない色だと感じさせるのかも知れません。
爽やかさを感じさせる寒色系の色であることから、そのスッキリしたイメージが、知的で冷静なな印象にもつながっています。学校や銀行などのロゴに青色が多いのは、この色のイメージの影響です。
取り入れるなら
青色は冷たく見える色なので、夏の演出にぴったりな色です。夏のファッションやインテリアに取り入れると、爽やかで涼し気な印象をつくることができます。
緑色の心理とイメージ
緑が気になる時の心理と演出できるイメージ
緑の特徴
木、森、葉っぱ、緑は自然をイメージさせる色。
そのため、癒し、リラックスなどのイメージと結びつきやすいのがこの色です。
取り入れるなら
自然をイメージさせる緑色は、インテリアのアクセントにもってくるのがぴったりな色です。目に入ることでリフレッシュ効果が期待できます。ただグリーンは明度によって印象が大きく変わる色なので、めざすイメージによって使い分ける必要があります。明るめのソフトグリーンを木目と組み合わせるとナチュラル感たっぷりの空間になり、暗めのグリーンは落ち着いて大人っぽい印象を作ることができます。スターバックスのインテリアが落ち着くのは、緑そのものが持つつリラックス感とダークグリーンの大人っぽさの相乗効果。いつまでも居たくなる空間です。
ファッションで取り入れる場合も明るさを意識して、演出したいイメージにあう色を選びましょう。
黄色の心理とイメージ
黄色が気になる時の心理と演出できるイメージ
黄色の特徴
有彩色の中では最も明度が高い色。そのため「明る色」のイメージが強くある色です。
明るくて朗らか、何か楽しそう、そんなキーワードがぴったりはまるのが黄色。
子供向けの商品、ホビー系の店舗の色としても使われることが多いです。
取り入れるなら
黄色も赤色と同様に、誘目色といわれる色で目を引く色です。原色に近い色はとても目立つので、ファッションやインテリアで取り入れる場合は、トーンを意識することが大切です。ファッションで取り入れるなら、明るめソフトトーンやペールトーンか落ち着いたディープトーンが取り入れやすい色です。
インテリアで使う場合にも、アクセントカラーとして取り入れるか、穏やかなトーンで取り入れるのがおすすです。
楽しくて目を引く色なので、飲食店や子供向け商品やホビー用品を扱うショップなどでは使える色です。
茶色の心理とイメージ
茶色が気になる時の心理と演出できるイメージ
茶色の特徴
どっしりした大地の色。ぬくもりと安定感を感じる色です。
伝統的な高級感を漂わせ、落ち着く雰囲気を醸し出し、頼りになる安心感を与えます
白色の心理とイメージ
白色が気になる時の心理と演出できるイメージ
白色の特徴
白は、ピュアで清潔感のある色です。
どんな色とでも合わせやすく使いやすく、合わせる色が引き立つことから、ファッションでは特に人気のある色です。また、白には空間を広く見せる効果があるため、インテリアシーンでもよく使われています。
黒色の心理とイメージ
黒色が気になる時の心理と演出できるイメージ
黒色の特徴
黒色は、高級感と重厚感を兼ね備えた色で、日本ではとても人気のある色です。
クールで都会的な印象を持つことから洗練されたイメージがある色です。
またシンプルながらも強い存在感があるため、カリスマ性を演出したり、プロフェッショナルな威厳を出したい時にも使われる色です。
グレイ(シルバー)
グレイが気になる時の心理と演出できるイメージ
グレイ色の特徴
グレイは都会的で洗練された印象を持つ色ですが、自己主張が弱く控えめなイメージも持ち合わせる色です。
グレイは配色を考える時はとても便利な色で、どんな色でも調和して、合わせる色の良さを引き立てくれる使い勝手のいい色です。ただし、グレイにも様々な明るさの色があり、それによって印象が異なります。グレイを選ぶ時は、明るさに注意して選ぶことが大切です。
色彩心理の活用法
ファッションやインテリアに取り入れる
好きな色や気になる色は、心が求めている色です。
自分の今の心の状態とぴったり調和しているため、ここちよく感じさせてくれる色であったり、また今は真反対の状況にいるため、バランスをとるために求めている色であったりします。
いずれにしても、おすすめは「よく目につくところ」に取り入れることです。ファッションであれば小物や、ネイルの色として、インテリアであればマグカップなどの色として取り入れると色の効果を活用できます。
ビジネスに活用する
ファッション販売で活用する
色彩心理は自分の洋服や小物を選ぶ時だけでなく、販売にも大いに役立ちます。例えば、お客様との会話の中で、「キツイ印象に見られるのが嫌」と悩まれている方には、ピンクや黄色系統の色の小物をご提案されてはいかがでしょうか?小物だと、洋服よりも気軽に取りれていただけると思います。
このように、印象はちょっとしたことで変えることができます。お客様のお悩みやなりたいイメージ、心理状態にあわせて色を提案してみることをぜひ販売にもお役立てください。
企業のブランディングカラーに活用する
コカ・コーラと言えば「赤」、IBMの「青」など、ブランディングに成功している企業は、特定のブランディングカラーを持っています。色は誰でも感覚的に理解できる部分があり、また一度見ると記憶に残りやすいという特徴があります。これを利用しているのがブランディングカラー。企業ロゴはもちろん、HPの色、販促物の色、包装資材など、同じ色を繰り返し使うことで、「あの色と言えばこの企業」というイメージを定着させています。
ブランディングカラーを決める時に大切にしたいのは、この色のイメージです。自社のめざす方向性や理念などに合致する色を選びましょう。
また飲食店では器の色も大切です。お客様にとっては、内装、商品、食器「見た目のよさ」もそのショップを選ぶ大きな理由になるからです。ショップのコンセプトやメニューに合うもので、なおかつ印象に残るものがおすすめです。SNSにアップしたくなる、ちょっとおしゃれなものを選ぶと、販促効果も期待できます。
ビジネスで効果をあげるためには、色を「なんとなく選ぶ」は厳禁です。
一番効果のあがる1色をお選びください。
終わりに
色は心理に大きな影響を与えます。
選んだ色は、今の心理状態や望みを表現しています。
ぜひしっくりくる色を見つけて活用なさってくださいね。
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